Story



1年前に結婚したばかりの若い夫婦モリーとジャイルズは、マンクスウェル山荘でゲストハウスを開いた。オープンの日、ラジオからは、ロンドンで殺人事件が発生し犯人が逃走中であるとのニュースや、 大雪に関する気象情報が流れていた。雪が降る中、かねてからの予約客4名が次々に到着する。雪がなおも激しく降り続く中、外国人風の男性が現れ、玄関をノックする。男性は車がスリップしてしまったと言い、マンクスウェル山荘に急遽宿泊することとなる。

翌日の昼食後、雪で閉ざされ孤立したマンクスウェル山荘に警察から電話が入り、警官を1名差し向けるという。やがて、スキーをはいたトロッター刑事がロンドンで起きた殺人事件の捜査のために山荘を 訪れる。トロッター刑事は、犯人が童謡「三匹の盲目のねずみ」の楽譜で次の殺人を予告しているという。そして、照明が突然消えて、宿泊客の1人のボイル夫人が何者かに殺害されてしまう。